「由文〜♪お久しぶり」


彼女は駅のホームで笑顔で迎えてくれた。




Happy smile


!!」


俺はの元へ走って抱きしめる。は小さいのでちょっとしゃがむ。



「ラブラブぶりだなぁ・・・」


と藤はため息をついていた。


「じゃあここで解散。明日またな。」


ヒロがなぜか今日は仕切り。


まー今日はいいか。久々のオフだし。久々のと二人っきりだし。


「ねー例のおみやげ買って来てくれた??」


はにこにこ笑いながら手を差し出す。





「忘れたw」




「ぇ・・・?」



はちょっと涙目になる。その顔はとてもかわいい。


「なぁ〜んてな。ほら、今回は取材で福岡行ったから。福岡限定のキ○ィちゃん」


「わぁ〜い♪」


はまるで子供のようにはしゃいでそのキ○ィちゃんを見てた。

今はまってるだとか?

とにかくが嬉しいならいいってことにしてる。



「手つないで帰ろう?」


は手を差し出す。俺はゆっくりと手をつなぐ。


俺たちはいつもの家路に戻る。


「お〜久々だなこの風景」


「なぁ〜んもかわってないよ。ここ2、3ヶ月」


「そっかぁ・・・・」


「そこの公園行こ♪夕日沈むころが一番きれいだから」


「うん」


俺らは丘の上の海まで見えるその公園に行った。今はちょうど夕日が沈むころだった。






「あのねぇ〜〜〜由文がいない間、めっちゃ寂しかったよぉ・・・」



はベンチにゆっくり座る。その目はちょっと潤んでた。





「ゴメンな。いっつも寂しい思いさせちゃって・・・・」




「ううん。大丈夫。ただ・・・なんとなくなんとなく言ってみただけ。由文が



一緒にいてくれる時間があれば・・・私の彼氏の由文である時間がちょっとでもあれば



平気だから。」



は強がってた。顔が寂しがってた。







俺はポケットから本当はキ○ィちゃんよりも先に渡さなければいけないモノを取り出す。



。手出して目つぶって」



「あ・・・うん。」



は目をつぶって両手を差し出す。




俺は手のひらには箱を置いて、のおでこにキスをした。







「目・・開けて」



「うん・・・・ってアレ・・これって由文??」








「そう、結婚して」






俺はの耳元でそっとささやいた。





「嬉しい・・・嬉しいよ・・・」




はまた、涙をこぼしてた。


けどどうやら、さっきの涙とは違うんだ。




「指輪・・はめてみて」




は指輪をはめた。サイズはピッタリで夕日に反射して輝いてた。






いつまでも、俺のでありますように。







06.2.18
結婚系の話テ゛スww
一度書いてみたかったんですよね〜〜♪