Cook or Me?





「やっぱりおいしーね。由文のご飯は♪」


「まー料理好きだもんな」


「おいしー」



そんなお昼下がりの学校の屋上。

俺らは周りからバカップルって呼ばれてる。

それくらいじゃれてる・・・らしいけど俺らには自覚ゼロ。

授業中だって二人で居たいと思ったら教室を普通に抜け出すし。

俺らがそれで幸せなら別にいいんじゃないかって思ってる。

ってゆーかはそう言ってた。



「由文、あ〜ん」


「あ〜ん」


「おいし?」

「うんうん!ばっちり」



そう言って俺はVサインして、はにこっと笑った。





「ってか俺が作ったんだよ?」


「分かってるよー。あたし由文の弁当愛してるもん♪マジ美味しい」




「え?じゃあ俺は?」


「ほえ?」


「愛してる?」



「もちろん♪愛してるよーめちゃめちゃ。弁当よりも♪」



今度はが笑ってVサインした。



「ご飯粒ついてんぞ??」


「にゃ?」



俺はとぼけた顔でこっちを見たのほっぺにキスをした。




のほっぺはあっという間に赤く染まる。




「うそつきーバカっ」


そう言っていたの顔は笑っていた。



「いえい♪」




俺はまたVサインをしてにそっと抱きついてまたやさしくキスをした。





06.5.3
さんに。
こんなヘボ作でよければ受け取ってください!!